【プロトタイプ実証実験事業・事例紹介】 11/19(日) 墨田区総合防災訓練にて区内の中学生が作成したXRの防災映像が公開予定です
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墨田区では「ものづくりのまち」としての産業振興を推進すべく、SICにおける共創の促進のみならず、様々な事業を展開しています。
その一つである「プロトタイプ実証実験事業」では、地域課題への解決策を持つ区内外のスタートアップ企業等が持つ製品やサービスを試作段階(プロトタイプ)から活用することで地域課題の解決を目指しており、SICとの両輪で施策を進めています。
本記事では、プロトタイプ実証実験事業の採択事例をご紹介いたします。
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10/14(土)・10/15(日)に、SICにて、「XR(クロスリアリティ)プラットフォーム等の活用による防災行動力向上」を進める株式会社Psychic VR Lab による防災ワークショップが開催されました。
これは、XR プラットフォームを活用した防災行動変容を目的に、区内の学生などを対象とした「①新規層の参画促進」「②防災意識の向上」「③継続性ある仕組みづくり」を検証するものです。当日は、地域を代表して区立錦糸中学校の生徒10名と、千葉大学の学生がワークショップに参加しました。
当ワークショップの中で、同社が提供するXR作成ツール「STYLY」を活用し、参加生徒らがXRコンテンツの作成、設計を行いました。同時に、作り上げたXR コンテンツを活用した防災訓練を考え、その映像を見ることができるQRコードを載せたプレゼンテーション用の掲示を作成しました。
参加した錦糸中学校の生徒らは「リアルな表現の映像になるように心掛けた」「グループみんなで協力して、いい防災訓練の内容を作り上げられた」などと感想を話し、他グループが作ったコンテンツも体験しながら、地域の防災について改めて考える場となりました。
完成した映像とプレゼンテーション掲示は、11/19(日)に区立錦糸公園で開催する区の総合防災訓練で一般向けにも公開する予定で、来場者にスマホなどを活用して映像を体験してもらえるよう、準備を進めています。
お近くの方はぜひご来場ください。
詳細については以下のページをご覧ください。