REPORT
「ぼくらのスタートアップライフ」 スタートアップ会員企業でインターンする学生にインタビュー! 第2弾/株式会社BYD 新井 悠斗さん
24.08.28

「ぼくらのスタートアップライフ」 スタートアップ会員企業でインターンする学生にインタビュー! 第2弾/株式会社BYD 新井 悠斗さん

「想いと技術でつぎの未来を共創する場」をコンセプトに掲げるSUMIDA INNOVATION COREでは、「起業」に興味を持つ学生たちと集う企画「ぼくらのスタートアップライフ」を、これまで2回実施してきました。

今回はその特別版として、スタートアップ会員企業にインターンをしている学生へインタビュー!現在の企業に関わるようになったきっかけや、実務内容、今後の展望にいたるまでお聞きしました。

全3社、3名の方にお聞きした本シリーズは、3回に渡ってレポートとしてお届けします。

 

 

 

 

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インターン先:株式会社BYD
新井 悠斗(あらい ゆうと)さん 大学1年

 

現在、株式会社BYDにインターン中の新井さん。普段、社内ではLyla(りら)というニックネームで呼ばれているそうです。高校在学中から教育分野に関心があり、大学進学後すぐにインターンシップ先を探しはじめたそう。会社では主に広報やマーケティング、SNS運用などに関わる業務を担当されているそうです。

 

 

 

 

―なぜ今の会社をインターン先として選んだのでしょうか。

BYDと出会ったのは高校3年生の秋でした。もともとキャリア教育に興味があって、X等でリサーチしていたときに見つけて接点ができたのですが、その時点ではBYDでインターンや実務をすることは考えていなかったです。

ただ、高校生のうちから「大学に行ったらインターンしよう」と考えていたので、大学生になった4月1日の時点でインターン先を探し始めました。ちょうどBYDが「Wantedly」でインターン求人を掲載していたのを見つけて話を聞いてみたら、自分が目指す教育とBYDの事業の方向性がとてもマッチしていると思ったので、自分からもぜひやりたいと申し出て、4月から働いています。代表(井上さん)が一次面接から対応してくれたのも嬉しかったですね。

大学では社会教育について学び、社会教育士の資格取得を目指しています。BYDでも教科学習ではなく探求的な学びやVRやドローンなどを使ったデジタル探求を提供しているので、大学でもBYDでも、社会教育やその実践の現場に近いところにかかわっています。

 

 

 

―実務ではどんなことをしていますか。

主にかかわっているのは、ホームページ制作とSNS(運用)周りです。普段はX(会社アカウント)の運用、日々の発信、アナリティクスのチェックをしていますね。あとは、これからさまざまなメーカーや学校等へ教育コンテンツを届けていくためにホームページを強化しようということで、ライティングなどを担当しながらWebマーケの分野にもかかわってます。採用後方支援ということで、Wantedlyのストーリー機能のライティングも行っていて、ブログの執筆も今後やっていく予定です。

 

 

 

―インターン業務はどのようなスケジュールで稼働されていますか。

週3日稼働で、ほとんど在宅ですね。出張授業に手伝いに行くときだけ外出します。

普段はリモートでSNS運用やWeb制作をやらせてもらいながら、出張授業で人手不足の場合は補助として手伝いにいっています。今は水曜の出張授業を手伝っているので、そのあとに事務所に行くことはあります。それ以外は、自分で稼働する日も決めて動いています。

 

 

 

―今の経験を、これからどのように生かしたいですか。

今、特にWebマーケに関わらせていただいている中で、教育やライティングの分野で唯一無二の存在になりたいです。教育の領域はまだ手探りの状態だと思っているので、その中で先陣を切っていく存在になりたいと思っています。

今、本気で教育に取り組むBYDにいる中で、教育に資本が回るようにしていきたいです。(そのために)Webマーケやライティングのノウハウを積み上げていきたいですね。

BYDでのインターンは、入社当初から「まずは1年続けよう」と代表と話していましたが、現時点では1年半続けようと思っています。

実はもう起業していて、つい先日、共同代表での会社登記(社団法人)を出したばかりなんです。それと並行してBYDで市場開拓をしていきたいと思っています。

社団法人は“教育×メディア”、BYDは“教育×Webマーケ”の領域で、この二軸を持ってまずはやってみるのが大事だと思っているので、とにかくやっていこうと思っています。

 

 

 

―他の同級生のインターンに対する意識はどう思いますか。

大学1年でインターンをしているのは珍しいとは思います。驚かれることが多いです。高校の同級生を見ると、他のこと(インターン以外)で忙しそうにしている印象があります。

 

 

 

―すぐにでもインターン先で就職できそうですが、今の能力は入社当初からあったものですか。

高校の頃から課外活動として学校新聞のWeb記事を書いたり、有償で編集者さんからお金をいただいて記事を書いたりという経験は一応ありました。

確かに、その経験を買ってもらって今BYDにいるというのはあるかもしれませんが、社会人基礎力は足りないと思っています。例えば、報連相や日報の書き方とか。そういう基礎力は、社会人フルタイムメンバーや先輩にはまだ及ばない部分があると思いますし、高校時代の経験が一人歩きしているところもあるので、まだまだだな、と思っています。

 

 

 

―インターン以外にバイトはしていますか。

単発で他社の仕事をすることもあります。いわゆるサービス業のバイトはしていないです。

 

 

 

 

 

 

代表取締役 井上 創太さんよりコメント

弊社は学生インターンが中心となって業務に取り組むことができる会社です。
教育事業は10代を相手にすることが多く、私のような30代や40代が接するよりも学生のような年の近い存在がコミュニケーションをとる方がいい場面が沢山あります。
実務経験が少ないからこそ、固定概念にとらわれずに仕事ができるのもインターンの強みであり、様々な発想や意見が得られることも、インターン生を受け入れる価値だと考えています。

 

 

 

 

株式会社BYDについて

“教育格差を無くす”をミッションに掲げ、良質な教育サービスを作り、 学校現場や民間教育の課題解決を通して、誰一人取り残さない社会づくりに貢献します。事業として、教育コンサルティング事業、若者向けスクール事業、学校向け教育事業を展開。主に中学校・高等学校への「出張授業」による基本教科では身につかないような学習サポートや、様々なオンラインの教育コンテンツを提供しています。

 

HP https://byd.education/

 

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