【9/18（水）】すみだものづくりキャラバン　第2回「“紙”の可能性を感じる、夜の町工場ツアー」

EVENT

24.09.08

【9/18（水）】すみだものづくりキャラバン　第2回「“紙”の可能性を感じる、夜の町工場ツアー」

「想いと技術でつぎの未来を共創する場」をコンセプトに掲げるSUMIDA INNOVATION COREでは、このたび「すみだものづくりキャラバン」を実施します。

あらたな価値共創に強い思いを持つスタートアップやクリエイター等とともに、墨田区内事業者などのものづくりの現場を訪ね、工場の空気や職人の技術に触れることでアイデアを進化させよう！というビジネス視点の工場見学の企画です。

第2回は「“紙”の可能性を感じる」というテーマで「紙加工」を極めている2社をめぐります。よりよいものをつくるために、技術とアイデアをどのようにすり合わせていくのか。現場での実例を聞きながら、「紙」という素材の魅力や可能性を参加者全員で考えてみたいと思います。見学後は、ナビゲーターとして同行いただく大井雅人さん（Pit-A-Pat代表、SICメンター会員）のもと感想をシェアしながら、活発な質疑応答・アイデア交換タイムを繰り広げましょう。

今回は、平日夕方、工場の通常稼働が止まる時間からのスタート。普段なかなか覗くことができない、わくわく度がちょっと高まりそうな夜の町工場ツアーです。ものづくりの現場に立ち会ってみたい、自分のアイデアを活かしたものづくりに挑戦してみたいというスタートアップやクリエイターなど、ぜひご一緒しましょう！

【日時・スケジュール】

2024年9月18日（水）17:00～20:00

16:55　現地集合（小林断截　東京都墨田区緑2－11－18）

17:00　見学①　株式会社小林断截

18:00　徒歩移動

18:15 　見学②　株式会社東北紙業社

19:15　東北紙業社にてそのままアイデア交換会

20:00　終了（希望者で近隣にて交流会）

※状況により、時間・内容が若干変更する可能性がございます。

※見学先工場内での参加者個人の不注意による事故・けが等については責任を負いかねます。ご自身で十分に留意のうえご参加ください。

【集合】

株式会社小林断截

東京都墨田区緑2－11－18

【見学先紹介】

■株式会社東北紙業社　http://tohoku-shigyosya.co.jp/

創業92年の、主に紙の抜き加工を生業とする墨田区のものづくり企業。デザイナーの特殊な加工依頼を受けるなど、多様な製品制作の経験があり、加工設計や工程、企画から、製造、販売、宣伝などのアドバイスを行う。加工内容はビク（トムソン）抜きで紙厚6ｍｍ程度の抜きや、L版サイズの抜きが可能。その他、紙象嵌、腐食刃型の抜き、空押し（エンボス・デボス）や特殊な案件も行っており、化成品、ウレタンや革なども加工できる。

仕様が決まっていない段階から相談を受けた場合も一緒に加工方法を模索し、どこに相談したら分からない内容でもより良い方法を提案。クライアント、協力工場、デザイナーなど案件に関わる方々が集まり、チームを作り、お互いの分野で意見を交わし、最後にチームの皆が楽しかったと思えるものづくりを目指している。

■株式会社小林断截　https://www.k-dan.co.jp/

昭和38年創業の、製本・紙加工を生業とする墨田区のものづくり企業。熟練の職人が在籍し、その確かな技術によって複雑な加工を正確に仕上げることが可能。少数精鋭ながら、紙を愛するプロフェッショナルな職人たちが責任を持って手がけている。

断切、各種折り加工、中綴じ、無線綴じ、穴あけ、筋/ミシン目入れ、スリッター加工、角丸加工、天のり加工、平綴じ、クロス/マーブル巻といった、多種多様な製本・紙加工を自社工場内にてワンストップで行えるため、加工内容によって製本業者を使い分ける必要がなく、手間や物流コストを軽減できる。また、これらの知識や同業者の人脈を活かし、創りたい気持ちに寄り添った紙加工アイデアの提案も得意としている。

デザイン性の高い文具も製造し、特にオリジナルのブロックメモ帳は、ぐにゃぐにゃの構造の「スクイージーメモ」、階段式にメモ用紙の形や大きさが変わっていく「ステップメモ」など、特殊加工をこれでもかと活かしたさまざまな商品を提案している。